| 年月日 | 1999年08月06日 |
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| 書店 | 小学館文庫 |
| 著者 | 馮 驥才 |
| ジャンル | 歴史小説? |
| 本の出所 | 購入 |
ウィルスンの「聖母の日」を買いに行ったとき、欲しい本だけ手に取ったら四冊で、縁起が悪いからもう一冊買おうと思ってぶらぶらしていたら、なんとなく欲しくなって買ってしまいました。
清朝末期に纏足を施された美少女が辿る運命を軸に、纏足に魅せられた男たちや、美しい足を競う女たちの戦い、纏足か自然足かの戦いが、語られる。
纏足だけでなく文化や人間のあり方とかも含まれて、奥の深い小説なのですが、ひひ爺のような文章に馴染めなくて、読むのがすごく苦痛でした。でも、ヒロインの強さと酷薄さと優しさには惹かれるものがありますし、纏足の持つ意味やそれが男女にもたらしたものを考えさせられました。いろいろな人への影響を考えると、こういう書き方というのは気持ち悪いと切り捨てがたい巧さがあるような気もしました。