| 年月日 | 1999年08月09日 |
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| 書店 | 扶桑社文庫 |
| 著者 | F・P・ウィルスン |
| ジャンル | スリラー? |
| 本の出所 | 購入 |
こめっちさんに出ていることを教えていただいて、本屋に走りました。F・P・ウィルスンが女性名義で発表した壮大な世紀末スリラーと腰巻きに書いてありました。スリラーというよりは宗教的な色彩の強く、これを読んだ宗教家が一体どういう受け止め方をするんだろうといういらぬ心配をしてしまいました。
スカッド・ミサイルが目標を外れた場所でベドウィンの少年たちが壺に入った巻物を発見した。その巻物の写しをダン神父が友人のハロルドからプレゼントされた。ダンの同僚のシスターキャリーは、巻物に魅せられ、やがてイスラエルに旅立つ。
読み終わると、途中の印象が消えてしまって、なんというか結末まで一足飛びにきてしまったような不思議なカタルシスのある小説でした。でも、もしかしたら、このカタルシスは、無宗教で女性に生まれついたからこそ、感じてしまうものなのかも。