あらすじは省略。 友情なんてないのだろうか。愛情なんかないのだろうか。手紙のやり取りがなされ、それぞれの登場人物たちの立場から、同じだったりタイムラグがある出来事が語られていくうちに、行動と心の裏表に暗澹とした気持ちになっていく。けれど、愛情は確かに存在していて、それは全部が全部おろかというわけでもないことに救いがある。人の心の複雑な絡み合いが秀逸に感じられる。