| 年月日 | 1999年12月22日 |
|---|---|
| 書店 | 角川ホラー文庫 |
| 著者 | 牧野 修 |
| ジャンル | ホラー |
| 本の出所 | 購入 |
真冬のホラーフェアなるものにつられて、ふらふらと平積みに近寄ったら、表紙と挿し絵が気に入ったので買ってしまいました。
子供を愛するということと、児童虐待という問題を考えさせられるところのあるホラー小説。耳の聞こえない母鳥という言葉に、反応してしまう秋生。自分自身の子供を虐待した過去があり今もその危険のある則子。二人の女性がよく描けているなという感じだった。天使という存在の正体は謎のままで、どういうものかだけを描く部分もいい感じ。天使のにおいや気配の表現が生々しい感触で残った。小さくまとまっていて物足りないという感じもしたけれど、そのわりには内容をよく覚えているので、実は満足しているのかもしれない。