| 年月日 | 2000年01月03日 |
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| 書店 | 扶桑社ミステリー文庫 |
| 著者 | ピーター・ストラウブ |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
南米の島ミルウィーク。ある場所から見れば島の生活は順調そのものだが、一方では郵便局すら必要ないと見なされる地域もある。そこに住む少年トム・パスモアは、事故で死にかけ臨死体験をする。そして、人には見えないものが見えるようになる。その能力は両親と祖父に付き合いを禁じられた老人ラモント・フォン・ハインリッツにもあるものだった。トムはミルウィークの順調でない部分に疑問を持ち、調べ始めるが、彼の身には危険にさらされることになる。
歪な愛情、つかの間の正常な愛情、過去と現在の愛情。特殊な島の社会の謎の鍵は、実は愛情にあるのかもしれない。そして、トムが受けたつかの間の正常な愛情の存在がすごく切ない。