| 年月日 | 2000年01月29日 |
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| 書店 | 扶桑社ミステリー文庫 |
| 著者 | ジェイムズ・エルロイ |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 購入 |
ロイド対ハヴィランドの頭脳戦というより、神経と精神の戦い。そして、どちらの心も最初から病んでいて、お互いをお互いが悪化させる。自分としては、緑色のドアを一生開けないで過ごすか、それが自分の心に存在しないことを望む。
この小説を面白いと言い切るのは悪趣味な気もするし、フィクションだとここまでこないとスリルを感じない自分が怖い気もするけれど、ロイドやハヴィランドの行動パターンには妙に納得が行くし惹かれるものが心のどこかにある。小説の構成としてはどんなレベルなのかよくわからないけれど、ロイドが前作で壊れた部分が今回でも緻密に反映されているような気がするので、それがこれからどう影を投げかけるのか次作もすごく楽しみだ。