| 年月日 | 2000年02月05日 |
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| 書店 | ハヤカワ文庫 |
| 著者 | ヴォンダ・N・マッキンタイア |
| 本の出所 | 購入 |
最近、信頼できる感性の持ち主に薦められた本とそれから芋蔓方式という、大変安全な読書をしていたので、ちょっと冒険してみようと思って購入。読み終えてみて、買うんだったら、安全なものにした方がいいのかもと、かなり弱気になった。
ルイ十四世の治世の頃に、人魚とも言える海の妖獣をベルサイユに連れ帰ったことから起きた事件を、生真面目な修道士である兄と、俗世から離れて暮らしていたためにいろいろ価値観がずれている妹を中心に描いた物語。キリスト教や歴史、当時の科学の進歩など、いろいろ凝った背景は興味深かったのだけれど、後半のヒロインに関するロマンスが陳腐に思えて一気に冷めてしまった。今までそういうことを知らなかったヒロインが、目覚めていくという設定があるせいかもしれないけれど、何もかもが唐突に思えたせいかも。