| 年月日 | 2000年03月11日 |
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| 書店 | 文春文庫 |
| 著者 | ネルソン・デミル |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
射撃場で女性将校の猟奇死体が発見された。軍の内部の捜査官である主人公と元恋人でやはり捜査官であるシンシアが、基地内の閉鎖性と戦いながら捜査を始めた。しかし、女性将校は将軍の娘であり、彼女は将軍だけではなく存在自体が基地の弱みを握っていたことから、捜査はあちこちから妨害が入り難航する。
殺されたアン・キャンベルの悲劇と彼女自身の狂気の悲しさや、主人公の捜査官のなんとも言えない間抜けさとシンシアの潔癖な部分など、心理的な描写がうまく描かれているサスペンスで、途中までは夢中になって読んだ。だけど、途中で結末が見えてしまった後は、読んでいても緊張感がなくなってしまい、そんな時に下巻だけに残っていた腰巻きのトラボルタの顔と主人公の顔が重なったから大変。なぜか主人公の間抜けさが急に気持ち悪くなってしまった。実はトラボルタが嫌いなのかも。。