地上から消えた動物







本のデータ
年月日 2000年03月13日
書店 ハヤカワ文庫
著者 ロバート・シルヴァーパーク
本の出所 古本屋で購入





この本は、私の敬愛する稲見一良さんのダック・コールの参考文献に名前をつらねていた。子供の頃持っていた図鑑に滅びいく鳥と滅びてしまった鳥というコーナーがあって、もういないんだと思うと猛烈に見てみたかった記憶がある。そんなわけで、ダック・コールに出てきたリョコウバトの話に心を惹かれて、もっとこの鳥について知りたいと思ったのだ。

滅びてしまった動物と滅びつつある動物が、どうしてそういうことになっていったのかが書かれている本である。知っていることも少なくなかったけれど、なぜ滅びた動物がその姿を知られているのかや、いつ頃どのように滅びたのかや、民話や伝説とこれらの動物との関わりなどが平易な言葉でわかりやすく書かれていて(原著はどうか知らないけれど)興味深かった。ただ、書かれた時代も関係するのだと思うのだけれど、このシルヴァーパークという人が、自然の管理人と人間を評しているのだけが不愉快だった。確かに守れる力もある程度持っているし、自然保護を軽く見る気はないけれど、管理人というと必要以上に偉そうな感じてしまうのである。




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