乙女の祈り
本のデータ
| 年月日 |
2000年03月14日 |
| 書店 |
新潮文庫 |
| 著者 |
ニコラウス・ガッター |
| 本の出所 |
古本屋で購入 |
映画「乙女の祈り」のノベライズ。強すぎる友情の絆で結ばれたポウリーンとジュリエットが、自分たちの間を裂こうとしているポウリーンの母親を殺害する物語です。英語圏の映画(どこの国のか忘れました)なのに、最初にノベライズ化されたのはドイツ語版だったそうです。RE-QUINさんのHPに、この物語のジュリエットがアン・ペリーという作家であるというようなことが書いてあって、読みたくなって探してきました。
十代の頃は残酷というと思い当たるのは中学生の頃。親なんて血の繋がった他人とか、交換日記に書いていた大馬鹿な自分を思い出して、大変恥ずかしくなった。自分しか見ないで、ありもしない才能を信じられる時期は過ぎてみればある意味幸せだったなと思えるけれど、当事者は違うよなと思わず笑ってしまった。ただ、何か突出した才能があったりしたら、狂気の度合いも突出するのだろうかとちょっと怖くなった。そういうことでも才能は淘汰されるものなのだろうかとわけのわからないことを考えてしまった。アン・ペリーという作家の小説も機会があったら読んでみたい。
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