| 年月日 | 2000年03月17日 |
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| 書店 | 角川文庫 |
| 著者 | ルース・レンデル |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
古本屋でレンデルをまとめ買いした時に、うっかり買ってしまったウェクスフォードもの。行方不明の二人の子供を捜査するウェクスフォードは、二つの事件に何か関係があるのではないかという方向に考えを向けるが、頼りになるはずの相棒バーデンはふぬけ状態でまるで役に立たず、自分自身は高血圧を押さえるために薬を飲んでいた。ウェクスフォードは、前に行方不明になったステラの義父スワンに興味を持つが、彼にはアリバイどころか殺人にはほど遠い男だった。
妻を失ったばかりで正常な状態じゃないバーデン、並外れた怠けものであり存在自体が罪深いアイヴァー・スワン、バーデンが熱を上げる生活におよそ適さないけれど子供を愛するジェンマなど、個性的な登場人物が緻密に描かれていて、珍しく単発ものと同じくらい楽しめた。