| 年月日 | 2000年08月03日 |
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| 出版 | 扶桑社文庫 |
| 著者 | ジム・トムプスン |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
ハンサムで若い詐欺師と、その母親と母親そっくりの美女の三人の詐欺師を描く小説。性悪なセクシー美女的な魅力があります。途中までは、なんともお洒落な感じだったのですが、終わり方が全然予想と違って、呆然と悲しくなってしまいました。でも、乾いたリリィのセリフが暗黒とも言える結末を救ってくれます。内容は実はどうしようもないのに、こうしなきゃいけないとか、これが正しいとか、日常の凝り固まった考え方を、いい感じで一旦放棄して、読み終わってからまた再構成するという気持ちよさがあります。私的にはこっそり満点の5つ星をつけておきます。(表向きは満点じゃないけど)