| 年月日 | 2000年09月12日 |
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| 出版 | 新潮文庫 |
| 著者 | 倉橋由美子 |
| 本の出所 | 借りる |
雫くんにお借りしました。ありがとうございました。
倉橋由美子さんには、特別な思い入れがあります。なかなか本が見つからないというのも、その思い入れを大きくさせているのかもしれません。念願の人に再会できて、長所を再確認して、新しい面も発見できたという感じの読書となりました。とは言っても、「婚約」というこの本自体は初めて読んだのですけれど。
読んだ時には気づかなかったのですが、雰囲気がボリス・ヴィアンの日々の泡と、ちょっとだけ似ているように思いました。こっちの本を薦められた時に、フランスの小説はこういうのが多いという話を聞きました。眉唾ものだなと思ったのですが、倉橋さんがフランスの小説にたくさん触れて影響を受けているのかとか、やぼな勘ぐりもしてしまいました。それはともかく、妙な浮遊感を味わえるところは相変わらずで、未読既読に関わらず、彼女の本をどんどん読みたい気分です。ついでにカフカの「城」も読みたいかも。