| 年月日 | 2000年10月10日 |
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| 出版 | 新書館 |
| 著者 | 文:池内 紀 絵:東 逸子 |
| 本の出所 | 図書館 |
大好きな東逸子さんの絵に惹かれて借りてきました。エッチングを用いたイラストが、宗教画に近いものという題材にマッチしていて本当に綺麗でした。まだ健在なのだなと、嬉しくなりました。
文章は、古いだけと思われた教会から、その村が銀鉱山で栄えた頃のものと思われる祭壇画や同時期に飾られていた像、そこに描かれた落書きが見つかるお話でした。いかにも知識が豊富で緻密な内容なのですが、今までの池内さんの小説と一緒で登場人物がどうしても好きになれませんでした。登場人物の好き嫌いと小説の好き嫌いが一致するわけじゃないので、まだまだ嫌な思い出にとらわれているのかもと自分が情けなくなりました。