3e はじめますた ◇


- Dungeons & Dragons 3rd Edition Campaign -


ルール研究キャンペーン ◇
このキャンペーンは、3e の遊び方を、毎回のゲームを楽しみながら学んでいくという、ルールを学ぶためのキャンペーン、”ルール研究キャンペーン”です。


このキャンペーンの狙い ◇
全員が3e の初心者から始めるこの状態において、ルールをまずは知ろう、本格的なキャンペーンを張るのはルールをきちんと理解してからだ、という目標を設けています。
どんなゲームでも、その遊び方を知らなければ、ルールを憶えることに毎回のゲームを使ってしまい、ストーリーを追っていくなど到底できるわけがないからです。
あるいは、よく知らないルールでは、ロールプレイングもうまくいかないからです。

というわけで、このキャンペーンでは、参加者がルールを覚えていくことそのものに焦点をあてています。


最初は"消耗品PC"だったが ◇
ルールを覚えるのが最優先だったため、
『いま使っているPCが死亡したら新しいのをプレロールドから選ぶ』
『キャンペーンではないので継続は原則無視、ひたすら戦え』
としていたのですが、やはりそこはゲーム。
死の屈辱に縛られないプレイングにおいては、ルールの覚えが結果的に悪くなると判断しました;

"どうせこのPC死んでもすぐ新しいの使えるし何より継続に意味がないので、無謀な作戦で死んでもいたくもかゆくもない。緻密なルールを覚えてまで死なせない必要性はない"


そこで考案した、死なせないようにがんばらせるためのキャンペーン ◇
結局、"キャンペーン"と銘打って始めることにしました。
キャンペーンなので、PCの継続は当然ながら重要性を帯びてきます。
プレイヤはひたすら、PCを死なせないように努めなければ、やがてはやってくるだろうキャンペーンの終焉における楽しみを得られないわけです。

では、そのキャンペーンとは?


その1 地下牢と竜 "The Dungeon and The Dragon" ◇

キミたちは、ドラゴン山(仮称)と呼ばれる、
伝説級の宝をもつ伝説級のドラゴンの住まう、
悪名とどろく恐怖の山のふもとの街に滞在している。

このキャンペーンのゴールは、
このドラゴンを倒し、
その莫大な財宝を手に入れ、
強者としての地位と名誉を、
そして富を得ることである!

しかしその前に。

キミたちは冒険家になったばかりの1レベルキャラクターであり、
キミたちが束になって挑んだところで、
この凶悪なレッドドラゴンを倒すことなど到底不可能だ。
ドラゴン山(仮称)は、その山の中腹に入口があり、
山頂へのぼるか地下へおりるかの二つの選択がある。
竜はもちろん、地下にいる。
キミたちは腕試し代わりに、
山頂付近に潜む邪竜の右腕を倒すことだって選択することもできる。
それをするしないは全くの自由である。

ドラゴン山のすべての生き物はこの恐怖の大王の支配下にあり、
ドラゴンを倒そうなどと考える愚か者の監視役を務めている。
キミたちはこのドラゴンの手下どもを打ち破り、
やがては邪悪なレッドドラゴンの住まう最下層域までたどり着き、
そして見事にこの竜を打ち破ることが目標だ。
そのために、このドラゴンの手下どもと戦闘訓練を行い、自らを鍛え上げ、
そして竜に死という安息を教えてやれ!
彼奴に挑んで散っていった多くの同胞たちの無念を晴らせ!


The Dungeon and The Dragon キャンペーン独自ルール ◇
PCの死の扱いについてです。
パーティがドラゴン山内部で全滅し、新しいPCで彼らを回収できなかった場合、彼らは永遠に失われます。敗者なのです。
失われたキャラクターたちは、新たなドラゴンの手下として、しかもアンデッドとして蘇り、新しいPCたちの行く手を阻みます。
そして彼らが身につけていた宝物はすべて、ドラゴン山の住人の手によって最下層のボスの下まで送り届けられ、ドラゴンの莫大な財宝の一部になってしまいます。
ミドルレベルPCがマジックアイテムを装備したまま全滅してしまうと、最後にレッドドラゴンを倒したときにそのパーティが手に入れる財宝が増えるということです!


簡単に言うと、Wizardry ライクなダンジョンハックです ◇
『狂王の訓練場』というウィザードリィのシナリオをご存知でしょうか。
ワードナが最下層におり、ワードナは地下10階のダンジョンを勝手に掘り、トレボーの怒りを買うというシナリオです。
単純ながらも、
  • PCを成長させる
  • 宝を集める
  • ダンジョン探索メイン
    といったやりこみ要素の強いシナリオで、一種の中毒症状があります。あれの再現なのです。
    ハック&スラッシュといってしまえばそれまでですが、ハック&スラッシュこそ、
  • ダンジョンでの生き残り術
  • ダンジョン探索
  • チームプレイ
  • ルール理解を早める
    など、RPGを遊ぶ上での基本的な要素を身につけるには最適のスタイルなのです。そしてそれらを円滑に行うためには当然ですが、ルールと遊びかたを熟知しなければならないのです。


  • The Dungeon and The Dragon キャンペーン、本当の結末 ◇
    プレイヤーたちが晴れて無事にドラゴン山のあるじをうち滅ぼした時点で、一応このキャンペーンの名目上の目標は到達されます。
    それと同時に、このルール研究キャンペーンの本当の目的も達せられているはずです;

     ○それだけの偉業をなしたからには当然、参加者はみなルールをよく理解している

    これが達せられたときが、真のエンディングとなりえます。

    ただただルールを覚えるためだけに休日をつぶすのではなんとも味気ない、しかもPCの死すらも恐怖に値しない、となったのではゲームとしての楽しみがありません。
    なので、この、やや競技めいた、ゲーム性を追及する形で、ゲームとしてもきちんと楽しめるような趣向を凝らした結果が、ドラゴン山というキャンペーンセッティングというわけなのです。


    その2 恐怖の再来 Return to the Dungeon ◇
    プレイヤーたちが晴れて無事にドラゴン山のあるじをうち滅ぼしても、まだ満足いくほどルールに精通していない場合、ルール研究キャンペーンは続行します;

    凶悪なレッドドラゴンによる脅威は、キミたちの手により取り除かれた。
    しかしまた、ドラゴン山(仮称)に不穏な動きが見て取れる…

    かの恐怖の山にはいまや、竜とはまた異なる脅威が存在している!
    奴は、以前の城主と全く同じことを行っている邪悪な存在であり、
    いまやレッドドラゴンを倒したキミたちの挑戦を心待ちにしている。

    戦うのか? それとも竜を倒した勇者の称号を捨ててまで立ち去るのか?
    あるいは、ルールを覚えられたのか!?

    …といった形で、ルールをきちんと理解できるまで、延々ウィザードリィ#1 が続いていくのです。


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