How to play D&D

D&D game とは、どう遊び、そしてどう楽しめば良いのでしょうか。
それにはまず、大人も楽しめるという意味での、
分かり易いルールを理解することです。

D&D では、プレイヤーの演じるキャラクターを、
7つの大きな役割に分け、
それぞれがある特徴を持った冒険者として描かれております。
その特徴とは、

1. 神の使徒
2. 物理的に強力
3. 神秘の魔術を使いこなす
4. 特別な専門技術に通じている
5. 以上の能力のどれかに長けた我々人類とは違う別の人種

とあげることができます。具体的にいうと、

1. Cleric
2. Fighter
3. Magic-user (MU)
4. Thief
5. Demi-humans: Dwarf, Elf, Halfling

の7 クラスになるわけです。
D&D の進んだゲームではさらに、以上の7 つに加えて、

A. Lord, Knight, Paladin, Avenger
B. Druid
C. Mystic

という新たなクラスが追加されますが、それは進んだゲームでの話しであり、
今の段階では参考程度にしておきます。基本は先の7 クラスです。

ラス1. 〜4. は、我々と同じ人間で、5 . の3つは亜人間とよばれ、
種族全体を1つの独立したクラスとしています。
亜人間は、人間とはまた違う考え方と社会を成していて、
人間にはとても真似できない能力をもっています。

際のゲームでは、7 つのクラスの特徴を良く考えたチーム構成を行い、
自分のキャラクターの能力を補うように組み合わせるのが一般的です。
例えば、Fighter は魔法を使えません。しかし、Magic-user は使えます。
従って、この二人がチームを組むと、お互いに欠けたものを補い合うことができ、
1 + 1 ≧ 2 というパワーを発揮することができるかもしれません。
こうして冒険者同士が組んだチームのことを、
「冒険者パーティ」(あるいは単にパーティ)と呼びます。

人十色の言葉が示すように、同じ役割を持った者同士でも、
考え方や生き様までが同じということは、まずあり得ません。
たしかに同じ役割である以上、共通の考え方というものは存在します。
しかし、人としての存在を示す「個性」に関しては、そうではありません。
これを表現するため、D&D では、「アビリティスコア」という点数と、
「アライメント」というキャラクターの価値観を導入しています。

ビリティスコアは、そのキャラクターがどの分野の能力に長けているか、
また苦手なのかを数字であらわしたもので、
同じ Fighterでも、力の強弱・頭の良し悪し・みのこなしなどが微妙に異なり、
違う存在とたらしめています。
こういう数字的なものは、一度ゲームをやれば大体掴めますが、
次の、「アライメント」に関しては、D&D ゲームを遊ぶ人々によりけりで、
解釈のズレがかなりあり、
それが原因でしばしばもめごとを引き起こします。

こでは、ごくごく簡単に紹介するだけにとどめておきましょう。
アライメントに厳密に線をひくのは、各DM とプレイヤー自身です。

3 種のアライメント:

1. ローフル
2. ニュートラル
3. カオティック

ローフル」という価値観は、実に道徳的な生き方を推奨し、
反対に「カオティック」のそれは、強い個人主義を肯定します。
「ニュートラル」というのは、前二者の中間領域の、
実にカオスな部分を占めます。

D&D の各ゲームで最も大切なのは、
この「生き様」をいかにキャラクターに忠実に演じるか、
または再現・表現するか、というところで、
各プレイヤーのウデのみせどころでもあります。
この価値観に加え、
(プレイヤー自身が決定することですが)明るいか暗いか、
物事をはっきり主張するかしないか、
というキャラクターの個性を考慮し、
プレイヤーが、そのキャラクターの取りうる選択を決定します。

D&D ゲームの遊び方としては、

1. 上手にパーティを組む
2. アライメントの再現

という2 点につきるでしょう。

ちろん、各DM によっても遊び方は変化します。
そういうところは、ハウスルール性の強い、
カードやマージャンなどに似ているとも言えます。

意点は、アライメントの再現をキャラクターの取った行動に対する、
プレイヤー側の言い訳にしないということで、
例えば、
「僕のキャラはローフルだから盗みをしない」
のではなく、
「僕はローフルだから、そもそも盗みで事物を解決しようという選択肢そのものが存在しない」
ということです。
ローフルな人は、盗んでどうにかしようという
発想そのものが欠落しています。

かし同じローフルでも、アビリティスコア同様、
程度の強弱というものはあります。
「生きるためには仕方のないことじゃないか、盗もう」
と主張するローフルキャラクターですら、存在するかも知れません。
この様なローフルキャラクターには、さらなる選択肢が追加されます。
「しかし悪いことは悪いことだ。死のう」とか、
「ここで背負った罪を深く反省し、もう二度と盗むものか!」とか。
反省や自責の念などにとらわれる結果になり、
これを見事に表現することもまた、ゲームの楽しみであります。
「贖罪の聖騎士」なんて、結構かっこいいと思いませんか?

役割を演じる」ということを考えてみましょう。
例えばFighter は、その役目から考えると高いストレングスを要求されます。
高いストレングスは、武器の命中を容易にし、敵へのダメージを増加させ、
より多くの装備を運ぶことを可能にさせます。
「物理的に強い」という条件を見事にクリアーしています。

かし! D&D とは、役割を演じることを楽しむゲームでもあります!!

従って、あえて低めのストレングスをもったFighter を演じ切ることもまた、
数多くの楽しみのうちの一つなのです。
ただ、あまりに低過ぎるアビリティスコアの場合は、
DM によってはキャンセルを命じることもあるでしょうが。
(そもそも生き残らねば、次への楽しみには続かないのですから)

非力なそのFighter は、Fighter という戦うことが第一の役目でありながら、
もしかしたら、他の体力バカのFighter よりも頭が良く、
パワーよりもアイディアで勝負するスマートな剣士なのかもしれないし、
みのこなしのよい器用な弓の使い手なのかもしれないのです
   あまり、初心者に勧められる楽しみ方ではありませんが。

般的D&D の遊び方、楽しみ方は、こんなところでしょうか。
細かい遊び方については、各DM と相談して決めるのが良い方法です。
最初のうちは、「生き残ること」を目標にしてみては?