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消える語頭の「い」

動詞「抱く」の読みは「だく」だが、「大志を抱く」のときなど、古い読み「いだく」になる。 「気持ち・アイディア」なども「いだく」筈だが、「だく」人が増えて来たそうだ。 語頭の「い」が消えつつあるらしい。

「寝る、出る」は「いねる(いぬ)、いでる(いづ)」だったが、 同じように語頭の「い」が消滅した。

「伊達」も元は「いだて」だった。「イタチと呼ぶな」と怒っていた伊達氏がいたが。 名字の「曽根」は昔は「石根(いそね)」で、やはり語頭の「い」が消滅したらしい。

逆に、語頭に母音が付いたのが「馬、梅」だという説をどこかで読んだ。 これらはシナから輸入されたもので、原語で「マー、メイ」だが、 大和民族には発音しにくかったので、 母音の「う」を付けて「うま、うめ」になったそうだ。本当かなあ。
もっとも、江戸時代に「ロシア」が発音できず「おろしあ」になったのは有名だ。

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First Written February 22, 1999
Transplanted to KSU Before May 28, 2003
Transplanted to So-net May 3, 2005
Last Update August 26, 2005

© Yasuaki Nakano, 1999-2005