その後、日本でもラインプットという漢字入力装置があり、 オペレータは同じように漢字コードを暗記していることが判り、 人間の能力の素晴らしさに驚いた。
ラインプットでは、カナ 2文字の組み合わせで漢字を表し、 カナタイプライタを用いて漢字を入力する。 例えば「品」は「ロ」が三つだから「ロミ」というように連想で文字の符号を覚え、 漢字を見てコードを紙テープに穿孔する。 コンピュータはこの紙テープを読んで、「ロミ」が入って来たら「品」に変換する。 カナ48文字の組み合わせで 482=2304文字を表すことができ、 通常使用する漢字はカバーできる。さらに文字数を拡張できる仕掛けもある。
ラインプットは入力速度が極めて速いので、裁判での証言を口述筆記するのにも使われたそうだ。 それまでは (今でも?)、速記者が証言などを速記し、後で反訳していた。 (ソクタイプという速記専用のタイプライタもあった。)
ラインプットと同様の方式は、 現在も暗記コード方式として各社のワードプロセッサで採用されている。 ただ、機種によって暗記コードが違うらしい。 ワードプロセッサのプロは、入力速度が速いのでカナ漢字変換ではなく暗記コード方式を使うそうだ。
そのときは質問の意味が理解できなかった。後になって、質問の趣旨は 『タイプ速度が速いとしても、入力以前の問題として難しい漢字をそんなに速く読めるのか』 だったのだろうと思い至った。
文脈があれば、毎分 120 字で文字 (漢字仮名混じり文) を読むのは簡単だね?
暗号などで文字に全く意味がない場合はとても読めないだろう。 しかし、暗記コードなら意味は考えない (のだろう) から、 あるいは毎分 120 字で打てるのかも知れない。
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First Written December 7, 1998
Transplanted to KSU Before May 22, 2003
Transplanted to So-net May 3, 2005
Last Update August 26, 2005
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