殺人会社(前編) 悪魔主義全盛時代

大正13年11月
アカネ書房出版
梅原北明

25歳の時の処女出版小説。次作中編執筆の意欲が「自己批評」に記載されているが、続編は出版されていない。北明は烏山朝太郎や談奇館主人、張門慶、吾妻大陸などのペンネームを用いたことで知られるが、このとき初めて「梅原北明」のペンネームを使用したといわれている。

目次
●発端●奇怪な家「売薬店」●会社組織●定員の生態●タカジアスターゼですか●入党式●石膏像と血の池●人間料理室其他●吉報であり凶報であある●万国黒人大会●舞踏の狂女と自分●お礼が横髪だ●屍姦●ユダヤ人の私刑●ボッカチョ●紐育の大怪事○○○○○○●盟員インデアンの血祭●狐と狸●花嫁花婿●売笑婦スペインの女探偵●意外な秘密●殺人の動機●変な犯人●開幕劇への道●鍵穴の芝居見物●露出狂●秘密結社「自殺倶楽部」●変人と狂人の境●死の舞踏に現れた日本娘

自己批評・・・夏場に脱稿したことが記載されている
謹告・・・当局に検閲された旨が記載されている