2002年7月13日 午後5時28分

『檻』

私は、自分のまわりに檻をつくるんです。
そこから外を眺めてみる。
檻の外の人間から見れば檻の中の私は、きっと異常なんだろう。
家の書斎の窓には鉄格子があって
ずっと向こうに、工場の煙突が1本突っ立っていた。
私は煙突にいろんな人生を思い描いたりした。
今、工場は取り壊され、巨大なビルの群れがそこに建ち並んでいる。
ホテル、オフィス、マンション・・・・何万人もの人間たちが、そこで暮し始めた。
私には、あのビルの群れがでっかい墓石に見えるんです。
檻のこっち側と向こう側・・・どっちが異常なのだろう・・・?

檻の向こうに戦いにいく時、
檻の向こうの世間には、もう一人の自分自身が隠れていて、
思いがけないところで鉢合わせてしてしまうことがある。
世間や社会というものは、空気みたいなものだから、責任の所在がわからない。
切ったと思ったその刃は実は、自分自身を切りつけているということがある・・・。

「己が死す」と書くとき、「殺意」とは「優しさ」であり、
「不良」とは「悲しみ」であった・・・。


暑中お見舞い申し上げます。
  言の葉研究会 会長
  芹澤 芹之介
  〜座右の銘・感動したコトバお聞かせください〜


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時代おくれのドンキホーテ
人呼んで平成の寅次郎と発します・・・。
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